村内一周駅伝大会(11月の日曜日)
村民体育大会が終わっても,夕方から夜にかけてランニングなどのトレーニングしている人を見かける。これは引き続き集落対抗で行われる村内1周駅伝大会のためである。集落の代表者がタスキを繋ぎ,村内を端から端まで走る。各区間では「小学生」「30代以上女性」「40代以上の男性」などといった条件が決められており,代表者が決定。各自練習に入るのだ。この駅伝,この集落だけで行われているのかと思っていたが,だいたい奄美のどの市町村でも行われているようだ。駅伝の1週間ほど前には試走が行われ,おおよそのペースを掴んで本番に臨む。
当日は村の1番端に位置する集落から昼過ぎにスタート。集落内ではみな沿道に出て応援をする。選手応援のために車で何度も選手集団を追い抜いては応援を繰り返す人たちもいて,なかなかに熱心だ。
中間地点では集落順位が村内放送によって知らされる。駅伝のコースはスタートとは反対の端の集落まで進み,更に折り返して中央公民館前がゴール。全集落代表がゴールを迎えると,閉会式そして表彰が行われる。
選手達は各集落に戻り,公民館で反省会を行う。去年と今年の成績一覧を見ながら,飲んで疲れを癒すのである。
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